よく神社にお詣りしますが、お詣りした神社に、どのような神様が祀られているかは、深く存じあげていません。祭神のお名前は記されていますが、私個人の解釈では、その地域の守り神という捉え方です。正しいか正しくないかは、わかりませんが、拝殿に向かって手を合わせたとき、感じる「なにか」と「気」が触れ合うというか、親しみを感じて、また、この神社にお詣りしようと思うようになって、参拝させていただいているわけです。
何度か通ううちに、不思議体験のようなことが起こります。
あるとき、境内の椅子に腰をかけて、太陽の光を浴びていたとき、白い蝶が飛んできて、私の両手を組んでいるその手に止まったのです。よくあることなので、私は、その白い蝶に話しかけます。たわいのない言葉です。「ゆっくり遊んでてね…」「飛んで行っても、いいけれど、また戻って来てね…」といった会話です。
白い蝶は、手を組んでいる手のヒラの内側までまわって、しばらく遊んでいました。時間にすると7~8分、結構長い時間遊んでいたようです。
やがて、蝶は手から離れて、目の前を2~3回まわって飛んでいきました。「また戻っておいでね…」と声をかけて、ぼんやり過ごしていたら、本当に白い蝶が戻ってきたのです。そして、先ほどと同じように私の手の甲からヒラにかけて、4~5分遊んで、飛んでいきました。そんなことが「あった」という、たわいない話です。
運のいい、あなたには、このようなこと、たくさん体験されたことがあるでしょうね。運のいい、あなたなら笑いながら、お読みいただいたのでは…と。
運のいい、あなたへ 白い蝶が現われたとき、ぜひ話しかけてやってください。白い蝶が、あなたのもとへ、舞いながら現れるはずですから… (羅天海)
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