関係しているレッグ・インナーファッションの
企画・製造・販売をしている会社が
いま「ひざ痛を予防するサポーター」を
開発しています。
ひざの痛みに効くという製品は
いろいろ販売されていますが、
ひざを痛めない、
予防をコンセプトにした製品は
まだ、少ないようです。
統計によりますと40歳以上で
「膝の痛み」で悩んでいる方が全国で800万人以上
と推定されています。
その大部分は「変形性膝関節症」によるものです。
変形性膝関節症とは、
膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、
歩行時に膝の痛みが出現する病気です。
階段で膝が痛い、
正座は膝が痛くてできない、
これらは初期の変形性膝関節症の症状です。
さらに変形性膝関節症が進むと、
次第にO脚が進んでいき、
階段だけでなく
平地での歩行にも支障をきたすようになります。
この「変形性膝関節症」の原因は
関節の軟骨が弱ってすり減ってしまうことです。
関節の軟骨がすり減る原因は
・老化による
・ひざの衝撃を吸収するクッション(半月板)が
年齢のせいで退化する
・ひざに負担がかかると、ひざを支えている4本の
靱帯も痛んでくる
・関節のぐらつき、関節の硬さにつながり
ひざの筋肉も弱ってくる
などなどが考えられます。
「ひざ痛を予防するサポーター」は
・ひざに負担がかからない
・関節のぐらつきを防ぐ
このことに重点をおいて開発されています。
この会社の機械設備に
日本では数少ない大型の「丸編機」があります。
丸編機とは、布(ニット生地)を
腹巻のように筒状に編み上げていく機械です。
他のメーカーではマネの出来ない筒状のモノを
編みあげることが可能、という話から
「太もも用」「ふくらはぎ用」「ひざ用」などの製品を
つくることになったわけです。
社長も、何年も前から
「太もも」「ふくらはぎ」「ひざ」の健康について
研究されていたようで、
その後、話はとんとん拍子に進んで…。
先日、見本が出来あがってきました。
早速、モニタリングを行いました。
出来は上々。
ひざに、まったく負担がかからず、
関節のぐらつきも防いでくれます。
歩幅が伸びるというオマケまでついています。
色やデザイン表現など、
若干、注文を付けて報告しています。
早く完成品が出来ればと期待しています。
新しい価値の創造にチャレンジする
50歳代の社長(ご夫婦)とは、
もう20年以上のお付き合いです。
販売チャンネルをどうするか?など
まだまだ、いろいろな課題もありますが
「ひざ痛を予防するサポーター」が
たくさんの人の、
ひざの痛みを防ぐことが出来るかと思うと
わくわくします。
がんばれ! (株)ワンピース
がんばれ! 稲田社長。