草彅剛主演の「嘘の戦争」詐欺の復習…(カンテレ)を
何気なく見ていたら、
草彅剛演じる詐欺師は、巧妙に仕組んだ出会いを偶然の出会いというのは未熟な詐欺師。
一流の詐欺師は、それを「運命の出会い」だ、必然性に替えるとうそぶきます。
言い得て妙。
デート商法などで、よく使われる手口と似ていますね。
デート商法では、騙す人は出会い系サイト、お見合いパーティなどなどの
出会いをきっかけとして、身分を隠して、相手に感情移入させたあとで、
関連の販売店で高額な商品を買わせるという手口です。
主な商品は、貴金属、毛皮、絵画、英会話、エステなどなど。
騙す人は、実に巧妙で話術にも優れています。
そして、出会った相手を「運命の人」に仕上げます。
「嘘の戦争」のドラマは
騙すことをテーマに展開しているようで
どのような手口を使うか、が見どころのようです。
運命の出会いと言えば
九星による相性、干支による相性、血液型による相性なども
運命の出会いのトークによく利用されます。
運命に関わる格好のアイテムだからでしょうね。
たとえば九星と五行で相性は…?
九星には五行で木性、火性、土性、金性、水性の五種類の要素があって
それを五角形の天に木性を置いて時計回りに火性、土性、金性、水性と入れると、
隣り合っている要素、たとえば木性と火性、火性と土性などなどが
相性の良い関係「相生(そうしょう)の関係」ということになります。
要素が五角形の、一つ跳びの関係になっているのが
相性の悪い関係で「相剋(そうこく)の関係」となります。
他に同じ星同士の関係を「比和(ひわ)の関係」と言います。
相性の良い関係です。
しかし、九星の相生、相剋、比和だけで相性を判断するのは危険です。
大まかな判断材料にはなりますが、それ以外に観るべきところが
たくさんあるからです。
いまの世の中、わるい奴がいっぱいいます。
運命の出会いに騙されてはいけません。
ちょっと九星をかじっただけで九星云々を説く輩も
まわりにたくさんいます。十分に気をつけてください。
いまどき、デート商法に騙される人は少ないでしょうが
センスがいい、よく似合ってる、さすが…などなどの
ホメ言葉をいうような輩に、騙されないようくれぐれもご用心。
それにしても草彅剛演じる詐欺師、なかなかのモノ。
騙しのテクニックは見ごたえがありそう。