神社で吉凶占い。

筒をガラガラ振って
小孔から串を出すと
「第13番」という数字。
巫女さんから
いただいた「おみくじ」には
「大吉」の文字。

栗のみの三つの願も
叶うなり
とこ世の花に
われは遊ばん

この心は我が願事の一事に叶ひ名を上げた人に
知られ目上の引きまわしに預かりよき事多きなり

とにかく「大吉」
気分爽快。

そのあと混雑をかき分けて進んでいたら
Gパンの後ろポケットに入れてあったサイフが
見事に掏り取られていました。

これぞ「厄除け」「厄落とし」

これから、いいことがあるぞ!と
掏り取られたことを喜んで帰って来ました。

おみくじを引いて、
真っ先に目が行くのは大吉や凶などの吉凶の部分。

でも、重要なのは「おみくじの内容」です。
先の「おみくじ」を例にとれば…

「この心は我が願事の一事に叶ひ名を上げた人に
知られ目上の引きまわしに預かりよき事多きなり」

この内容が、実は大切なのです。
読んでいただくとわかるように
「願い事の一つが叶って名を上げた目上の人の
引きまわしにより、よき事がたくさんある」
ということです。

ある程度の、年齢の方は
おみくじを引くべきではありません。

内容と合致しないことが多いからです。

おみくじは、せいぜい55歳以下のかたが引くものと
思ってください。

たいていの人は「吉凶」が書いてあるところだけ見て
内容など、ほとんど見ていないのが現状です。

大吉だから内容も「よい」というわけではありません。
凶を引いても内容は「よい」場合もあります。

いままであまり見てなかった方は、
次に「おみくじ」を引いたらじっくり見てください。

内容を理解して行動することで運が開けてきます。

ところでその日、たまたま「おみくじ」のことが
ネットで紹介されていましたので孫引きさせていただくと…

おみくじの順番は一般的には、
「大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶」
または
「大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶」

「吉」の順番が違います。

神社の「おみくじ」はどちらかわからないので
迷うことがあります。
「吉」を引いた場合、吉凶の差に大きな違いがあります。

大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、末凶、大凶
という12種類に分けた「おみくじ」もあります。

吉に比べて凶が少ないのは神社の思いやり。
吉凶の文字がなく、内容だけが書いてある「おみくじ」もあります。

それにしても「大吉」で気分をよくして
サイフを掏り取られ厄除け、厄落としとは自分らしい、と
笑うほかない初詣でした。