ノーベル賞(医学・生理学賞)受賞
日本人3年連続、25人目
嬉しいニュースが飛び込んできました。
受賞したのは東京工業大の大隅良典栄誉教授。
飢餓状態に陥った細胞が
自らのタンパク質を分解してリサイクルする
自食作用「オートファジー」の仕組みを解明とあります。
生命活動を支えるもっとも
基本的な仕組みを突き止めた功績が評価と報道。
単独受賞という快挙。凄いですね。
生き物の体は
日々変わらないように見えて実は
細胞そのものや、その中身は絶えず入れ替わっていると
新聞報道にありました。
生物が生き延びるために持っている基本戦略。
あたりまえに思えることを
医学的に、生理学的に解明されたことに
大きな意義があります。
門外漢ながら、
大隅良典栄誉教授のノーベル賞受賞
誇りに思います。
解釈に誤りがあるかもしれませんが
オートファジーはギリシャ語で
自分を表す「オート」と、
食べるという意味の「ファジー」に由来します。
おこがましい解釈ですが
人間の基本的な「治癒力」と通じるものが
あるのではないかと、
独断と偏見で解釈しています。
自分が食べたもので病気になるなら
食べるもので病気が治る…という食事療法に
どこか通じるものがあるのではないか?と。
畏れ多いことで、ごめんなさい。
日々変わらないように見えて実は
日々変わっている、というくだりは
毎日の生活のなかでも言えることです。
昨日も今日も明日も
同じように朝が来て、昼が来て、夜が来ます。
しかし、文字にすれば同じように見えますが
実は毎日、別の朝であり、別の昼であり、
別の夜です。
一日として同じ日はありません。
天候も違うでしょうし「天の気」も違います。
とくに「こころ」は毎日変わります。
嬉しい日もあれば悩む日もあります
心が騒ぐ日もあれば穏やかな日もあります。
快活な日もあれば憂鬱な日もあります。
同じ日はけっしてありません。
だからこそ、わたしたち人間は
毎日を一生懸命、生きているのです。
昨日より今日が、少しでもよくなるよう
少しでも前進したいと思うのが人間です。
昨日のことは、取り戻すことは出来ませんが、
明日のことは、自分で決めることができます。
大隅良典栄誉教授のノーベル賞受賞
日本人として誇りに思います。
嬉しい気分にさせていただいて
本当に、ありがとうございました。