「株式相場」の動きについて。

2017年(平成29年)の株式相場について問い合わせがありました。

十干(天の気)、十二支(地の気)、九星(人の気)で判断することは可能ですが
しかし、それは大局的な判断であって、
株式市場の個別の銘柄については判断できません。

経済については、景気はよくならないと判断できます。
外部から、よくない「星」の影響を受けているからです。

株式については、株式の格言に「申酉騒ぐ」とありますから
酉年は上げ下げが激しく騒がしいでしょうね。

それでも十二支の酉は
株式市場全体について「いい方向」に向かうと教えています。

政治は混迷するでしょうね。
政治の混迷は経済にも株式市場にも影響を与えます。

政治を見守ることが、株式相場にとって必要でしょうね。

とくにアメリカの新しい大統領トランプさんの動向が気になります。
株式相場を左右するかもしれません。

まったく先が読めない大統領の登場です。
どういう政策をとるのか、いま世界が注視しています。

わからないときは動いてはいけません。

孫子の兵法に「四路五動」というのがあります。
四路とは前後左右のこと。
五動とは前進する、後退する、右に行く、左に行く、動かず、の五つのこと。

人間にとって一番苦手なことは動かないこと、忍耐です。

情勢がわからないときに動くと、相手の術中にはまって負ける可能性が高くなります。
わからないときは、わかるようになるまで動かないことが、負けない方法です。

株式相場は、一年先のことはある程度予測はつきますが
一日先の明日のことは、まったくわかりません。

一日先の相場が動かすのは、突発的な材料だからです。
わからないときに動くと負けパターンにはまります。

せっかくお問合せいただきましたが
九星、干支で人の運勢を観ることは出来ても
毎日動く、株式相場を観ることはできません。

買いか売りか、わからないときは動かないことが負けない極意です。