暦の注意書(暦注)は信じられるか?

暦を見ていると、良い日より悪いほうが多い気がする。
暦通りに行動表をつくると、ほとんど行動することが出来なくなる。
だから暦で吉凶を見るのはばかげている。

たとえば「不成就日」は(高島易断によれば…)
この日は何をやっても不首尾の結果を招く凶日とある。
「三隣亡」というのもある。この日は建築、とくに普請始めや柱立て、棟上げなどをすると
後日、火災を起こし、その災禍は三隣(近所)を亡ぼす大凶日という。

極めつけは「十方暮(じっぽうぐれ)」

干支の「天干」と「地支」の気が、「相剋(互いのエネルギーを削る)」の関係になっている日で、何事もうまくいかない厄日。
骨折り損のくたびれもうけになりやすいので、大人しくしていたほうが無難という。

「十方ぐれ入り」は、六十干支の中で第二十一番目の甲申から三十番目の癸巳までの十日間をいう。

干と支の相性が悪く気がふさがっているので、なにごともうまくいかない凶日とされている。
十方とは八方ふさがりに天と地を加えた十方のこと。

この十方暮、六十干支中の十日もあるわけで、つまり60日ごとに10日間、
一年に60日間が十方暮の期間ということになる。こんな暦注を信じていたらなにもできない。

ちなみに2017年の2月26日から10日間が「十方暮」、

そして4月27日から、6月26日から、8月25日から、10月24日から、
12月23日からの、いずれも10日間が「十方暮」というわけ。

暦はよくない日のオンパレード。
一切気にすることはない。わるい日をよくするのは心構え、精神。
前向きで、プラス思考であれば、暦の中のわるい日など一切気にすることはない。
「いい日」と思えば「いい日」になる。

暦の中に「天赦日(てんしゃび)」というのがある。この日は暦の一年の中で最上の大吉日。
天の恩恵に浴し、なんの障害も起こらない日という。

こんな日を逃す手はない。
大いに天赦日を利用して幸運を掴みとることだ。同じ日に、たとえ悪い日で記されていても
天赦日のほうが強い力を持っているので大丈夫。

近々の天赦日は「4月21日」この天赦日だけは暦を信じることにしよう。

参考までに暦に記されている「いい日」「悪い日」の暦の注意書き、暦注を記しておく。

一粒万倍日
この日に一粒の米をまくと、万倍の稲穂となって大きな富をもたらしてくれると言われる。
何か新しいことを始めるのに最適な日。

不成就日
何かを始めても結果的にうまくいかない、願いが成就しないとされる日。行動を起こすなら、この日は避けたほうが無難。

八専
「天干」と「地支」の五行の気がそろう日のこと。壬子から癸亥までの間に8日だけあるので八専と呼ぶ。気が乱れ、物事がうまくいかない。

三隣亡
家を建てたり、大工のように高いところへ昇ったりすると不運が訪れるとされる日。

天赦日
結婚、慶事などに最適な、大幸運日。この日には、百の神が天へと昇って、人々の罪を許してくれるとされている。何かを始めるのにもいい日。

十方暮
「天干」と「地支」の気が、「相剋(互いのエネルギーを削る)」の関係になっている日。
何事もうまくいかない厄日。

天一天上
方位の神様が天へ帰る癸巳から戊申の16日間のこと。家さえキレイにしておけば、どこへ出かけても幸福な出来事に出会える日。