骨を丈夫に。日常の食べものが鍵。

%e8%b1%86%e8%85%90-%e8%b1%86%e4%b9%b3

骨密度が低いと言われてショック!

骨粗鬆症で寝たきりになったら大変、
食事療法で改善できませんか?と60歳を過ぎた女性。

これまで牛乳や豆腐などカルシウムを含む食品を
しっかりとっていたのに…と不安そう。

女性の場合、閉経後は女性ホルモンの関係で
骨の軟化が早く進みます。

丈夫な骨をつくり、それを保つのに重要な役割を果たしていた
女性ホルモンの分泌が、閉経で急激に低下したためです。

骨の量が減少すると、
骨がもろくなり、骨折しやすい状態になります。

自覚症状が、まったくなくないうちに、骨密度が減少していきます。
自分の骨がもろくなっているかどうかは、外見からではわかりません。

クスリとしては
副甲状腺ホルモン拮抗剤、カルシウム製剤、
ビタミンD、ビタミンKなどなどがあります。

骨密度を上げるためには食事、運動、日光浴が必須条件です。

食事に限って言えば、
煮干しの粉、ひじきの粉、しらす納豆が、骨を丈夫にすることで知られています。

煮干しの粉は無添加の国内産の煮干しをミルやすりこ木で細かく砕き粉末にします。
ひじきの粉は、ひじきを水洗いしてフライパンで焦がさないように炒り、ミルなどで細かく砕きます。
しらす納豆は納豆に、しらすを入れ、よく混ぜます。

しかし、食事だけで骨密度を上げるのはむつかしく、
結局はカルシウムやビタミンD、タンパク質を含んだ食品を、
しっかり食べること、ということになります。

ちなみにカルシウムが多く含まれる食品は
がんもどき、ワカサギ、干しえび(桜エビ)、モロヘイヤ。

カルシウムの吸収を促すビタミンDが多く含まれる食品は
干しきくらげ、まいたけ、マイワシ丸干し、イクラ。

タンパク質が多く含まれる食品は
生ゆば、納豆、鶏ささみ、鶏むね肉、豚ヒレ肉、牛もも赤身肉、
パルメザンチーズ、黒マグロ赤身、初ガツオ、戻りガツオ。

食事療法では、カルシウム、ビタミンD、タンパク質の摂取云々ではなく、
日常の食事で、体、骨を丈夫にするために必要な食べものを食べることを、おすすめしています。

とくに穀物、豆類を、しっかり食べることです。

穀物を精白しないで、まるごと食べることで体が丈夫になり、骨にもよい影響を与えます。
豆類には抗酸化作用イソフラボンが含まれています。女性ホルモン、エストロゲンと似た働きがあります。

畑の肉と言われている大豆、大豆製品を食べることで骨の軟化を防ぐことが出来ます。

骨折を起こしたり、寝たきりになってからでは遅いので、
日常的に穀物、豆類を食べて予防してください。

定期的に骨密度測定を受ければ、穀物、豆類の効果が実感できるはずです。

なお、すでに膝などの関節痛でお困りの方は
ゴマ油入りの大根おろしを食べてください。

・大根おろし…大さじ5
・しょうゆ…大さじ1
・ゴマ油…大さじ1

大根おろしとしょうゆを器に入れ、熱したゴマ油を注いで食べてください。
2~3日続けると痛みがやわらぎます。

骨粗鬆症は「治る」性質のものではありません。
骨密度を少しでも上げる努力が肝心です。

食事だけでなく、
運動(ウォーキングなど)、日光浴(太陽光を浴びる)を十分取り入れてください。

※営利・非営利に関わらず無断での転載、再配布、全文および一部の引用等を禁止します。